いわゆる「ポジティブ心理学」の最近の研究から、幸福、すなわち建設的な心の動きを体験することが重要だということが分かってきました。
これは、ストレスを最小限に抑えるだけでは不十分で、もしFXのパフォーマンスを最大限に高めたいならば、集中力やモチベーションや活力を最大限に活用する必要があるということです。
私も、FXトレーダーがトレードでミスをしたり、あるいはその日の備えを怠ったりしているのを何度も見てきましたが、それは彼らが疲れ切っていたからなのです。けっして絶好調だったわけではありません。
例えば、オリンピック選手ならベストコンディションに程遠い状態で本番に臨もうとは考えないでしょうが、FXトレーダーの場合には、睡眠不足、バーンアウト(燃え尽き症候群)、または注意散漫の状態で資金をリスクにさらすことも多いです。
FXトレードをどう管理するかは、トレード以外の生活をどう管理するかにある程度かかわってくるのです。
ところで、FXにおける幸福とは何なのでしょうか。また、どうしたらその度合いを高められるのでしょうか。
こうした疑問に答えてくれる研究がたくさんあります。その多くはごく最近になって行われたものですが、FXトレーダーやトレードコーチにはあまり知られていません。
では、FXでより建設的な体験をするための、またパフォーマンスを向上させるための『自分教育』はどうすればできるのか・・・について解説していきます。
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